今回は、治療に抵抗性を示した重症ニキビの患者さんの症例をご紹介します。

2013年1月7日 治療前

IMG_1874_convert_20131122163454

 

2013年7月17日 ロアキュテイン内服 6か月後

IMG_4398_convert_20131122163521

 

両頬のみならず、額から鼻下から顎先まで顔一面に白ニキビと化膿した赤ニキビを認めました。

これまで、いわゆる抗生剤の内服と外用をずいぶん使用されてきた様子です。

一向に治る気配が見られず、止むを得ずロアキュテインの内服を求めて当院に来院されました。

約6ヶ月間のロアキュテインの内服で、ニキビはほぼ治癒させることができました。両頬に若干の赤みを残すまでに回復しています。

当院ではロアキュテインの内服をお勧めする場合、飲み始めは20㎎の錠剤を一日一錠、夕食後に服用して頂くようご案内しています。

2~3週間すると、唇の粘膜の乾燥状態が段々と強くなって来ますので、我慢できないほどになった場合はロアキュテインの内服を2日に一回に減量して頂きます。 それでも、乾燥がひどい場合には3日に一回にして頂きます。

唇の粘膜の乾燥が薬の効き加減のいわばバロメーターでありまして、乾燥の程度により内服量を自己調節して頂いております。

ロアキュテインは、皮脂腺を強烈に委縮させて皮脂を圧倒的に絞る効果がありますので、程度が過ぎると唇の亀裂に始まって、手の甲のかゆみや全身の乾燥性皮膚炎を引き起こす恐れがあります。

こういった薬の特性を良く理解して頂いた上で内服する限りにおきましては、非常に優れた治療薬だと思います。

また、薬の料金ですが一錠(20㎎)420円に設定しております。

内服後2か月目くらいからは2日に一錠で十分ですから、薬代は1ヶ月あたり6,300円で済みます。

従来の治療では手に負えない重症ニキビの患者さんに、金銭面で治療を諦められるようなことがないよう、出来る限り低価格で提供出来るようにしております。

 

そのほかにも、他の大きな病院で抗生剤を何年にも渡り出し続けられていた、男性の超重症患者さんも来られたりしています。

前胸部と背中にも重症ニキビに見舞われた結果、大小様々な大きさのケロイドが発生していました。

お父さんに付き添われて来院されたその患者さんにも、ロアキュテインを迷わず処方しましたところ、みるみるニキビが消褪していきました。

もう少し早くこの薬と出会えれば良かったと、お父さんと二人しみじみと言っておられたのが印象的でした。

 

ニキビ治療は早めの受診が一番です。迷う前に是非、当院へご相談ください。